トレーニングを行っている人は筋肉量を増やすためにプロテインなどのタンパク質摂取を行います。
その中でも効果的な栄養分にクレアチンと呼ばれるものがあります。
これはどのような効果があり、太るために有効な栄養素となるのでしょうか。
ここではクレアチンで太れるか、と言う点について紹介していきます。
クレアチンとは?
クレアチンはアミノ酸の一種です。
クレアチンは体内で合成されるのですが、無酸素運動などの激しい運動を行った際にエネルギーを効率よく変換するために働きます。
また、筋肥大化効果や体重増加など、アスリートにとって役に立つ様々な効果を期待することができます。
クレアチンの補給法
クレアチンは体内で合成できるため、通常は不足することがありません。しかし、激しい運動を行うとクレアチンの消費量は一時的に増加するため、それに見合ったクレアチンの補給を行うことが必要になります。
クレアチンはプロテインなどと同様の飲み方を行います。
食後とトレーニング終了後に飲むことで効率よくクレアチンを吸収させることができます。
クレアチン補給時の注意点
クレアチンを補給する際には注意するべきことがあります。
それは十分な水分を補給することです。
クレアチンは細胞内の水分を引き込むという性質があります。そのため、十分な水分を補給しないままクレアチンを補給してしまうと、細胞内の水分が不足し、肉離れを引き起こす危険性があります。
また、カフェインとの同時摂取はクレアチンの効果がを下げる可能性があります。
クレアチンで太れるのか?
前述したように、クレアチンはトレーニングを行っている人がよおく利用する栄養分です。
筋肥大化効果や体重増加により効率的に筋肉をつけることができますが、それはあくまでトレーニングを行っている人に限ります。
そのため、クレアチンだけで太れるとは考えない方が良いと思います。
普段からトレーニングを行っていて、激しい運動で効率よく筋肉を付けたい人にとってクレアチンは強い味方になってくれるはずです。
クレアチン摂取で一時的に体重が増える
ただし、クレアチンの摂取で全く体重が変化しないわけではありません。
クレアチンには水分を引き付ける効果があり、体内の水分を溜め込む性質があります。
これにより、体内の水分保持量が上昇し、一時的に体重が増加します。
しかし、これはただの水分ですので、時間経過とともに元の体重に戻ってしまいます。