太る方法にはさまざまありますが、どのような方法が最も効率が良いのでしょうか。
ここでは太る栄養素として脂質と炭水化物について紹介していきたいと思います。
太るためには脂質と炭水化物が必要不可欠
効率よく太るために必要な栄養素として、炭水化物を挙げることができます。
炭水化物は私たちの生命活動に欠かすことのできない栄養素です。炭水化物は糖質と食物繊維によって構成されていて、体内で消化されるとブドウ糖に変換されます。ブドウ糖は脳の活動に必要なエネルギーとなっていて、不足すると肝臓にストックした分を放出していきます。
このブドウ糖は肝臓にストックできる量が限られていて、過剰に摂取した分は脂肪として蓄積されます。このため、炭水化物を大量に摂取すると太りやすくなります。
脂質が太りやすいというのは間違い?
近年の研究では脂質の摂取がが太りやすいという理論に疑問が生じています。
そもそも脂質を摂ると太りやすいというのは、脂質が糖質やタンパク質と比較しておよそ4倍ものカロリーを持っているためです。
しかし、近年の研究で脂肪を作る最大の原因は糖質の過剰摂取であることが分かっています。そのため、炭水化物の摂取が太るために最適であり、脂質の摂取は二の次であるとされてきています。
脂質の摂りすぎでは太らないのか?
それでは、脂質を大量に摂取しても太ることができないのでしょうか。
まず脂質を摂取することで太ることができないというのは、あくまで炭水化物と比較した場合です。そのため、脂質をたくさん摂っても太らないというのは間違いです。
脂質は糖質が脂肪に代わるための手助けを行うと言われていて、糖質と脂質を一緒に摂取することで脂肪に変換する効率を向上させる可能性があります。
また、脂質はエネルギー量が高いので、身体にとって良いエネルギー源になることに変わりはありません。
このことから、実際脂質を摂取することで太りやすくなるということは間違いなさそうです。
太るために最適な食べ物は「ごはん」
食べ物の太りやすさを知る上で「GI値」は良い基準となります。これは血糖値の上がりやすさを知るための値で、「70」以上になると血糖値のかなり上がりやすい食品となります。
炭水化物の代表格の中でも、「ごはん」は最もGI値の高い食品の一つであり、太りやすい食品と言うことになります。
太りたいと考えているのなら、迷わずごはんを食べることが大切です。